2024-09-10

最初に「多肉教室」ではなくて「多肉のワークショップ」というのには 理由があります。

先日は「2階建ての箱庭」多肉のワークショップにご参加くださり、ありがとうございました。


なぜ「多肉講座」や「多肉教室」ではなくて、「ワークショップ」なのか。
わたしの想いをちょっと書いてみたので、よかったら読んでくださいね♪

久々にちょっと長いです。

↓↓↓

今現在、「多肉植物の第何次か・・わからないけれど、
すごいブームがきていますよね。

 

「水やりを(あまり)しなくても大丈夫」
「室内でも育てられる」
「育て方が簡単」

 

そんな売り言葉で手軽さ第一にはじめる方も多い反面、
草にしか見えない「なんだか気持ち悪い」
そんな風にいう人も多かった多肉植物が、

 

ネットショップは即完売。
イベントでは大行列。
希少なもの、人気育苗家の多肉植物を求めて片道2時間くらいなら近い方と、
新幹線でも飛行機でも、どこまでも移動。

 

と、人の心を動かす吸引力をもった植物として脚光を浴びる存在になっています。

※水やりをあまりしなくてもいい、室内でも育てられるは誤常識です。

 

そして、独特なコミュニティが形成されていて。
お揃いのバッグやバッチやキャラクターグッズのようなものを身につけて。
とにかく、買いまくる。写真や動画をとりまくる。

まるで音楽フェスのような雰囲気で多肉狩りを楽しんでいる方が多く見受けられるようになりました。

 

楽しそう、うらやましい! と思う反面、
敷居が高く感じて、出掛けるのに躊躇する方、
乗り損ねたーーーって方もいるんじゃないかなと思います。

 

多肉ブームによって、楽しみ方も多様化して。

交配式を考えて新しい多肉植物を生み出す人。
(多肉植物は受粉したものを交配すると新品種ができる)

個人・趣味家・多肉農家さん、輸入販売・仲介者・販売店・ネットでせどりなど・・。

いろんな立場や想いをもった人も生まれました。

 

そんな中、私がしているのは「多肉のワークショップ。
へりくつみたいだけど、「多肉の教室」「多肉講座」ではありません。

 

ワークショップとは?と調べると出てくるのは「学びや創造のトレーニング」という言葉。
そうそう、そんなかんじ。

 

多肉植物を育ててみたい、触れてみたい、楽しみ方を知りたいという方の第一歩になるように。


体験しながら、学ぶこと。
そこから、
偶然その場に集まった「多肉植物が好き」「多肉植物が気になる」というメンバーで。
新しい楽しみ方を模索すること。

その手助けのようなことができたらいいなと考えています。

 

誰かのアイデアを見て、自分のスキを再確認したり。
真似することから、新しい自分のスキを発見して、
新しい楽しみの扉を開くことができたら、とても素敵だなと思うんです。

 

もちろん、私のワークショップに参加くださる方には、私の拙いサンプルを見て、同じものを作りたい!
と、いう方も多くいらっしゃいます。
(嬉しすぎます~。ありがとうございます)

 

それにはもちろん、私の伝えられることはすべて。
全力で伝えたいと思います。

 

そうした中で、ここがすごくスキ!という部分をみつけて、
自分の世界を広げてくださったら。
すごく嬉しい。

 

みんな違ってみんないい。それが最高♪

 

前回のスタディオクリップさんにて開催の多肉の箱庭のワークショップでは、
18人の定員に加えて、なんと70人ものキャンセル待ちがでたそうです。

 

もちろん、絶対いきたい!って方だけでなく、
予定があったらいこう♪
って方も多いとは思うのですが、

 

多肉植物の関心の高さ。
ワークショップという、教室ではない仕切りの低さ。
サンプルがかわいい。   (と、思いたい(笑)。

 

そう思ってくれたのかなと思います。
本当にありがたいです。

 

その後のkaze no garden succulentsさんのワークショップでは

なぜこう植えたのか?とお話したうえで、
自分なりの植え方で、他の人を真似してOKなので自由に植えてくださいね。

と、進めていきました。

 

ある程度植えたところで、みんなに立ってもらって。
みんなの作品の途中経過を自由に見てもらったりもしました。

 

そこで、やっぱり違う植え方をしたいと変更する人もいるし、

そのまま、いつもどおりを極める方。
いつもとわざと違うことをしたい方。
違う教室にやったことを復習したい方。

 

はじめてで困っている方には、わたしも教えますが、
そばの方たちが教えあいっこしてくれました)

 

いろんな植え方があって。
いろんな小さな世界に妄想があって。
ここも、みんな違ってみんないいのです♪

 

しかし、ちょっとびっくりしたのが、
店主のよっちゃんが「苗の変更してもいいですよ」といったこと。

 

よっちゃんのお教室では一通り、ワークショップが進んで
イメージができたかも?というところで、

 

「この中で何個」「こっちでは何個」と、
苗の組み合わせを好きに選んでいただくのですが、
途中で苗を「変更してもいいですよ」っていったんです。

 

えーーーって、
心の中で冷や冷やしました。

 

こんな風に生徒さんのかわいく欲
楽しみたい気持ちを 大切に考えてくれる店主さんは
今まであったことがありませんでした。

 

なんだか申し訳ないなぁと思ったのですが、
生徒さんの喜んでいる顔とよっちゃんの顔をみたら

 

よっちゃんの「多肉を楽しんでもらうお店にしたい」って想いが
めっちゃ溢れていて

すごく嬉しいなぁと思いました。(ほっとしました)

 

(※毎回、取り替えていいよーってことでは多分ないので(笑)
とりかえる前提では選ばないでね。)

 

シンプルな作業ほど、きれいに作るのは難しく。
適当につくるのも難しい。
想像してつくるのは、とても楽しい!

と思っていて。]

 

今回は巻くだけの「はしご」を作っていただくことにしました。

間隔・数は自由。
まっすぐでもまげてもいい。

 

同じ作り方で、子供たちにワークショップをしたときは
「ブランコ」「キャンプファイヤー」「すごく長いはしご」などを
作ったこと、

 

前回のワークショップでは最後だけ、ひとつ外れたように
作った人がいたこと等をお話しました。

 

すると、午前中につくった方の中で「アーチ」を作った方がいて。
それを見ていたよっちゃんが「アーチ+ブランコ」を作って。
それを見た方が「二階からのブランコ」をつくって・・・

 

と、リレーをするように新しいアイデアがうまれ、
新しい箱庭ができました。

 

花壇のように植えた方
フェンスから花が咲くように植える方

 

それぞれに、みんなのスキが垣間見れる素敵な
箱庭ができあがって。

なんだかとっても嬉しかったです。

 

もちろん、ひとりでもくもくと作りたい。
他のひととお話をするのが苦手。
だから、教室ではなく単発のワークショップのようなものに参加したい。

そんな方もいらっしゃると思います。

 

わたしはそれはそれですごくいいことだと思っているので。
無理せず、
自分らしく参加してくださったら、嬉しいです。

 


先日、お友達の同人誌に参加させていただく機会があって。

自分の言葉でしっかり文を書くってことは。
すごく自由でいいなと思ったので、

 

久々にながーい文章を書いてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

次回は、9月TBMPlants Iceさんのブースにて委託。
10月13日 Botanical Show (海老名にて)
11月 某所にてイベント参加
12月
2025年1月 某所にて秘密の計画
2月・・・

途中でいろいろ入るかもです。
インスタグラムやLINEで先にお知らせすると思うので
フォローしていただけたら嬉しいです。

 

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